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高性能鉄筋探査機による
コンクリート内部探査・配筋調査サービス

- NETIS登録技術(QS-210015-A)/SFCW方式+AR可視化 -

HIGH-PERFORMANCE CONCRETE REBAR SCANNING SERVICE

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コンクリート構造物の維持管理・改修工事・耐震補強において、削孔(コア採取)や、あと施工アンカー打設時の鉄筋切断は、構造物強度の低下や莫大な手戻りコストに直結する重大リスクです。
本サービスでは、最新鋭の高性能鉄筋探査機Proceq社製「GP8100」および「GP8800」を用いて、従来の電磁波レーダー(インパルス方式)では困難であるダブル配筋の2層目、深い位置の鉄筋、壁際・狭所まで、SFCW方式とAR(拡張現実)でコンクリート内部を可視化します。

本サービスで使用する機器は、コンクリート内部の状況を破壊することなく迅速かつ精密にスキャンします。
GP8800は、国土交通省の新技術情報提供システムNETISに登録されています。
・技術名称:クラウド型鉄筋探査非破壊試験装置(GP8800)
・NETIS登録番号:QS-210015-A

鉄筋探査の重要性と現代の課題

「鉄筋切断」のリスクと損失

日本のインフラや建築物の高齢化が進む中、維持管理・耐震補強・リニューアル工事の需要は年々高まっています。これらの工事では、コンクリート壁や床への「削孔作業」や「コア採取」が頻繁に行われますが、コンクリート内部にある主要構造筋(鉄筋)を誤って切断すると、以下のような重大な損失が発生します。

  • 構造物自体の強度・安全性の低下
  • 鉄筋切断に伴う補修・補強のための追加コストの発生
  • 工事の一時中断による工期の長期化、手戻り損失
  • 発注者や元請け業者からの信頼失墜

こうした重大な品質リスク・コストリスクを回避するためには、施工前にコンクリート内部の鉄筋配置を「正確に」「確実に」把握することが不可欠です。

コンクリート内部の鉄筋切断リスク

削孔・コア採取時の鉄筋切断は、構造物の安全性と工程を大きく損なう。

従来のインパルス方式(電磁波レーダー)の限界

・ 特定深度での精度低下

特定の周波数を中心に電磁波を照射するため、浅い部分か深い部分のどちらかに最適化せざるを得ず、全体を均一に鮮明に捉えることが困難でした。

・ ダブル配筋・密配筋への対応不足

鉄筋が細かく配置されている場所や、2層(ダブル)に配置された構造物では、1層目の鉄筋の影になり、2層目の鉄筋を識別することが困難でした。

・ 解析の難しさとヒューマンエラー

画面に表示されるのは「山型の波形(双曲線)」であり、実際の鉄筋位置を読み解くには熟練した技術と経験が必要でした。現場での読み間違いやマーキング(墨出し)のミスが発生するリスクを排除できません。

当社の調査サービスは、これらの弱点を克服した次世代の探査システムを導入。

高性能鉄筋探査機を用いた調査サービスとは

中外テクノスが提供する「高性能鉄筋探査機を用いた調査サービス」は、スイスのProceq(プロセク)社製の最新鋭レーダー「GP8100」および「GP8800」を活用した、精度の高い非破壊検査ソリューションです。

本サービスで使用する機器は、コンクリート内部の状況を破壊することなく迅速かつ精密にスキャンします。GP8800は、国土交通省の新技術情報提供システムNETISに登録されています。

  • クラウド型鉄筋探査非破壊試験装置(GP8800)
  • NETIS登録番号:QS-210015-A

NETIS登録技術を利用することは、公共工事の入札における技術提案の加点対象となるほか、施工管理の高度化・確実性を客観的に証明するエビデンスとなります。

Proceq社製 高性能鉄筋探査機

スイスProceq社製 高性能鉄筋探査機(世界的に採用実績の高いSFCW方式GPR)

用途に合わせて選べる2つの最新鋭探査機

現場の状況や調査対象の広さに応じ、特性の異なる2つの探査機を「適材適所」で使い分け、効率的かつ漏れのない調査を実施します。

項目 広範囲スキャンモデル
GP8100
狭所・壁際対応モデル
GP8800
主な特長 圧倒的なスピードと広範囲の効率的探査 超コンパクト設計で隙間や端部を攻略
センサー構成 6個のセンサー
(一度に6側線、25cm幅を測定)
超小型センサー
(本体サイズ 9×9×6 cm)
最大探査深さ 約70cm 約65cm
得意なシーン 床版、壁面、広大なコンクリート面の迅速なスキャン 壁際4.5cmまでの極小スペース、入隅、配管周り
効率性データ 85×85cmのエリアスキャンがわずか6回で完了 障害物が多い複雑な現場でも測定可能

① 広範囲スキャン「GP8100」

6つのセンサーを搭載しており、1回のスキャンで25cmの幅(6側線)を同時に測定できます。これにより、広範囲の配筋調査でも作業時間を大幅に短縮可能です。85cm×85cmという広めのエリアスキャンでも、わずか6回の走査で完了するため、広大な構造物の検査で圧倒的な機動力を発揮します。

GP8100 広範囲スキャン

② 狭所・壁際対応「GP8800」

わずか 9×9×6cm という手のひらサイズの超コンパクト設計モデル。従来の大型機器では物理的に侵入できなかった「壁際から4.5cm」までの極限のキワまで探査が可能です。柱の根元、梁の入隅、各種設備配管が入り組んだ狭小スペースなど、現場で本当に困る「端部」の探査で真価を発揮します。

GP8800 狭所・壁際スキャン

GP8シリーズの主な装置特徴

SFCW方式

01 SFCW方式(ステップ周波数連続波)

AR拡張現実

02 AR(拡張現実)リアルタイム可視化

3Dスキャンデータ

03 3Dスキャンデータによる高精度解析

特徴① SFCW(ステップ周波数連続波)方式による高精度探査

従来のインパルス方式は特定の周波数帯で探査を行うため、ダブル配筋の2層目や深い位置の探査精度が低下するという欠点がありました。
これに対し、GP8シリーズが採用するSFCW方式は、幅広い周波数帯域を同時に照射することで、浅い層の解像度と深い層への透過力を両立しています。

特徴② AR(拡張現実)機能によるリアルタイム可視化

従来の探査では、画面上の山型波形(双曲線)を目視で確認し、手作業で推測しながらマーキングしていたため、熟練の技術が必要で誤認リスクもありました。
GP8シリーズは、タブレットをかざすだけで内部の鉄筋位置が3Dグラフィックで実際のコンクリート映像に重ね合わせてリアルタイムにAR投影されます。誰が見ても一目で鉄筋位置が理解でき、墨出しの精度と作業効率が飛躍的に向上します。

特徴③ 世界標準クラスの精度と豊富な採用実績

Proceq社は非破壊検査機器メーカーとして世界的に高い評価を受けており、GP8シリーズは海外の高速道路・橋梁・トンネル構造物調査でも標準的に採用されています。海外標準クラスの精度を、国内現場で受けられる非破壊検査サービスです。

具体的な活用シーン

本サービスは、建築・土木のあらゆる現場におけるコンクリート内部調査に最適です。特に、従来方式では精度が出にくかった以下のようなシーンで圧倒的な差が出ます。

1. 既設構造物の配筋調査

対象:橋梁、高架橋、トンネル、ボックスカルバート、ダム、港湾施設、ビル、マンションなど。

目的:設計図書(図面)が紛失している古い構造物や、施工が図面通りに行われているかを確認するための、事後的な配筋状態(本数、ピッチ、かぶり厚)の調査。

2. 構造物の健全度調査・劣化診断

内容:コンクリートの長寿命化修繕計画や耐震診断の一環として行う調査。

強み:SFCW方式の深い探査深度(最大65〜70cm)を活かし、内部の鉄筋位置だけでなく、コンクリート背面のジャンカ(充填不良)や空洞、内部の重大なひび割れなどの予兆を、非破壊で効率的に捉えます。

3. 削孔・コア採取前の鉄筋位置確認

内容:電気、水道、空調などの配管を通すためのダイヤモンドコア削孔工事の事前調査。

強み:絶対に切断してはならない主鉄筋の正確な3次元位置をARで特定。シビアな位置調整が求められる現場でも、安全な削孔ポイントを迅速に導き出します。

4. 耐震補強工事・あと施工アンカー位置確認

内容:落橋防止装置設置などの「あと施工アンカー」の打設前調査。

強み:アンカー打設予定位置に鉄筋がないかを精度よくチェック。密配筋エリアでも、GP8800の狭所対応力とGP8100の広範囲スキャン力を組み合わせることで、工期を圧迫することなく確実な安全確認を実施します。

お問い合わせから報告書提出までのステップ

  • STEP 01

    お問い合わせ・ヒアリング

    現場の状況、調査対象(壁・床・柱など)、調査範囲、目的(削孔前墨出し/配筋図作成/劣化診断など)を詳しく伺います。

    お問い合わせ・ヒアリング
  • STEP 02

    現地踏査・計画立案

    必要に応じて事前に現場を確認し、GP8100/GP8800のどちらが適しているか、効率的な調査計画をご提案します。

    現地踏査・計画立案
  • STEP 03

    現地探査(スキャン・AR可視化)

    経験豊富な技術者が現場に赴き、高性能鉄筋探査機を用いて測定を実施。必要に応じてその場でAR投影による墨出し・確認を行います。

    現地探査・AR可視化
  • STEP 04

    データ解析・評価

    持ち帰った3次元スキャンデータを専用ソフトウェアで詳細に解析。2層目の鉄筋や複雑な配筋の連続性を精査します。

    データ解析・評価
  • STEP 05

    調査報告書の作成・提出

    NETIS登録技術に準拠した、視覚的で分かりやすい詳細な報告書(配筋図、かぶり厚一覧、探査画像など)を提出いたします。

    ご報告・納品

よくあるご質問(FAQ)

  • Q. 従来のインパルス方式(電磁波レーダー)の探査機と何が一番違いますか?
    A. 最大の違いは、照射する電磁波の方式(SFCW方式)です。従来方式では困難だった「ダブル配筋の2層目の鉄筋」や「深い位置にある鉄筋」を、鮮明に捉えることができます。また、波形を現場でAR(拡張現実)技術によって実際のコンクリート表面にリアルタイム投影できるため、誰が見ても一目で鉄筋位置が理解できる点も大きな違いです。
  • Q. 鉄筋の深さは最大でどのくらいまで分かりますか?
    A. 広範囲対応の「GP8100」で最大約70cm、コンパクト設計の「GP8800」で最大約65cmまでの探査深度に対応しています。これにより、かぶりが深いコンクリート構造物や、コンクリート背面の状況確認にも対応可能です。
  • Q. 壁の隅や、配管が入り組んだ狭い場所でも測定できますか?
    A. はい、対応可能です。超小型モデルの「GP8800」は本体サイズが 9×9×6cm と非常に小さいため、壁際からわずか4.5cmの隙間まで探査することができます。梁の入隅や、機器が侵入しづらい狭小スペースの調査は中外テクノスが最も得意とするシーンの一つです。
  • Q. 調査費用や工期の目安を教えてください。
    A. 調査費用および期間は、対象構造物の面積、現場のアクセス環境、調査の目的(簡易位置確認か、詳細な配筋図作成か)によって異なります。ご予算と工期に合わせた最適な調査プランを迅速にお見積もりいたしますので、まずは最寄りの支社・支店までお気軽にお問い合わせください。
  • Q. 他の非破壊探査(X線・電磁誘導など)とは何が違いますか?
    A. X線透過検査は高い分解能を持つ一方、放射線管理区域の設定や作業員退避が必要で、日中稼働中の現場では実施が困難です。電磁誘導方式は浅い鉄筋の位置検出には有効ですが、深部やダブル配筋の識別に限界があります。本サービスのSFCW方式GPRは、放射線管理不要・稼働中構造物への非停止調査・深部までの高解像度可視化を同時に満たす、実務向きの非破壊調査手法です。

まとめ

コンクリート構造物の改修・維持管理において、施工の安全と品質を守るためには、正確な内部探査が欠かせません。
中外テクノスでは、NETIS登録技術(QS-210015-A)である高性能鉄筋探査機(SFCW方式・AR機能搭載)を用いた確実な調査サービスを通じて、皆さまの現場の安全をお手伝いいたします。

  • ダブル配筋や密配筋の正確な位置を把握したい
  • コア削孔前に確実な墨出しを行いたい
  • 壁際や入隅などの狭い場所を調べたい
  • 公共工事の技術提案にNETIS登録技術を活用したい
  • 既設構造物の設計図書が無く、事後的にかぶり厚・配筋を確認したい

コンクリート内部の状況や配筋調査について少しでもお困りのことがございましたら、どうぞお気軽に当社までご相談ください。

※Proceqは、スイスProceq SA社の登録商標です。
※NETIS登録番号:QS-210015-A