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見えない洗掘を、可視化する

- 水中ドローンで安全・高精度な洗掘調査を実現 -

UNDERWATER DRONES ENABLE SAFE AND HIGHLY INSPECTIONS

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次世代の水中ドローン技術により、河川・港湾・ダムなどの危険で確認が困難な水中構造物の状態を、安全かつ高精度に可視化します。
また、潜水士に依存しない新しい点検手法で、インフラ維持管理の高度化・効率化を実現します。

水中ドローンによる洗掘調査が求められる背景

近年、豪雨や河川増水の影響により、橋梁・護岸・堤防周辺で洗掘(せんくつ)が発生し、水中構造物の基礎周りの土砂が削られるケースが増えています。
こうした橋梁・護岸・港湾基礎など水中構造物の基礎部では、土砂の流出や空洞化が進行すると、重大なインフラ事故につながるおそれがあります。
そのため、基礎部の状態を定期的に確認し、深部の状況や断面の変化を把握することが重要です。
しかし従来の点検手法では、

  • 濁水により視界が確保できない
  • 流速が速く潜水作業が危険
  • 深度が深く調査が困難

などの課題があり、十分な確認ができないケースも多く存在します。

水中ドローンによる洗掘調査

Full depth社製 DiveUnit300 (NETIS登録番号:KTK-200007-A)

水中ドローンによる洗掘調査の特長

・ 潜水士不要で安全性が大幅向上

ある程度の流れがある流域や濁水でも、潜水士を投入せずに遠隔操作で調査が可能です。

・ 視界ゼロでも可視化が可能

マルチナロービームソナー、水中カメラ、鮮明化装置を搭載しており、これらを組み合わせることで、視界がほとんどない環境でも、洗掘の範囲・深さ・形状を可視化することができます。

カメラ映像とソナー映像

濁水環境ではカメラによる水中構造物の確認は困難ですが、ソナーでは形状・位置を正確に把握できます。

・ データ取得・蓄積が可能

取得したデータは各種処理技術と組み合わせることで、画像処理したカメラ映像や二次元オルソデータ、音響による二次元マップなどとして出力することができます。

水中ドローン調査の強み

安全:潜水不要

安全第一

遠隔操作で水中に入らず安全に調査可能

可視化:ソナー

ソナー

水中カメラとソナーで、視界不良でも洗掘を把握可能

安定性:姿勢制御

姿勢安定機能

姿勢安定機能で潮流下でも安定撮影・高精細映像確認可能

長時間:4時間

長時間

最大4時間稼働で広域調査可能

水中ドローンで可能な洗掘調査の内容

・ 基礎部の欠損・空洞確認

ソナーにより、視界不良環境でも空隙・深掘れの形状を可視化できます。

・ 堆積・浸食状況の把握

定期点検による経年比較や、施工前後の状態確認が可能です。

・ 簡易距離計測

おおよその距離を測ることが可能です。

・ データ処理を活用した点検が可能

取得したデータを各種処理技術と組み合わせることで、

  • 画像処理したカメラ映像
  • 二次元オルソデータ
  • 音響による二次元マップ

などとして出力することができます。

ソナーによる可視化

ソナーによる計測

ソナー映像のイメージ

活用シーン

水中ドローンは、従来の潜水調査では対応が難しかった環境でも活用でき、河川・港湾・ダムなど、さまざまなインフラ点検に適用されています。
特に、濁水・深水・危険環境下での調査において高い効果を発揮します。

  • 河川橋梁の基礎点検
  • 港湾施設の洗掘調査
  • ダム・護岸の健全性確認
  • 災害後の緊急点検
  • 施工前後の比較調査
橋脚
河川

水中ドローン点検の優位性

水中ドローンは単なる調査機器ではなく、水中点検の「安全性」「可視化」「データ化」を飛躍的に向上させるソリューションです。
従来では把握が難しかった水中構造物の状態を、より正確に、より効率的に、そしてより安全に可視化します。

1. 作業員が水中に入らない、新しい点検のかたち

危険を伴う潜水作業を必要とせず、陸上からの遠隔操作で調査が可能です。

  • 流速がある河川でも安全に対応
  • 深水・閉所環境でもリスク低減
  • 労働災害リスクの大幅な低減

2. 濁水・暗所でも構造物を正確に把握

水中カメラに加え、ソナー技術を活用することで、視界ゼロの環境でも調査が可能です。

  • 洗掘の範囲・深さを可視化
  • 空洞・欠損の形状を把握
  • 堆積・浸食の状況を確認

3. 感覚ではなく、データで判断する点検へ

取得した映像・音響データをもとに、客観的かつ再現性のある点検が可能です。

  • 高精細映像データ
  • オルソ化による定量評価

4. 長時間稼働で広範囲を一度に調査

最大約4時間の連続稼働により、広範囲の点検を効率的に実施できます。

  • 橋梁・護岸の長距離調査
  • 港湾エリアの広域確認
  • 調査回数・工数の削減

5. 「点検」から「予防保全」へ

同条件での再調査が可能なため、経年変化を把握し、劣化の進行を分析できます。

  • 定期点検データの蓄積
  • 変状の比較・分析
中外技術員アニメ

水中ドローン仕様

項目 内容
最大深度 300m
カメラ画質 Full HD(30fps)
航行時間 最大4時間(運行状況により変動あり)
搭載装置 マルチビームソナー・外付けGPSユニット映像鮮明化装置(BOX型)
使用環境 淡水・海水・有義波高1.5m迄・風速8m/sec

洗掘調査の流れ

  • STEP 01

    お問い合わせ・ヒアリング

    実施場所、調査内容、成果物などを詳しく伺います。

    お問い合わせ・ヒアリング
  • STEP 02

    計画立案・見積り提出

    ヒアリング内容に基づき、最適な調査方法の選定、諸条件を設定した見積りを提出します。

    計画立案・見積り提出
  • STEP 03

    洗掘調査

    現場で水中ドローンを用いて調査を行い、解析・評価に必要なデータを取得します。

    水中ドローン調査
  • STEP 04

    データ処理・解析/評価

    取得したデータを各種処理したうえで、解析・評価を行います。

    画像結合・変状解析
  • STEP 05

    ご報告・納品

    解析結果をもとに、打ち合わせ内容に応じた報告書(成果物)を作成し、提出します。

    ご報告・納品